マンション管理士講座の実力診断

マンション管理士と管理業務主任者

インターネットで検索したり、受験指導校のパンフレットを取り寄せたりして、マンション管理士講座について調べてみると、講座名が「マンション管理士・管理業務主任者講座」になっていることが多いことに気づくのではないでしょうか?

もちろん、マンション管理士と管理業務主任者は2つで1つの資格というわけではなく、それぞれが別個の、しかもいずれもれっきとした国家資格です。マンション管理士試験は財団法人マンション管理センター、管理業務主任者試験は財団法人マンション管理業協会によって実施・運営されるなど、試験もまったくの別物です。

であるにも関わらず、マンション管理士と管理業務主任者が2つで1つの講座になっているのには理由があります。

その最大の理由は、マンション管理士試験と管理業務主任者試験の学習内容にあります。参考までに、両試験の出題範囲をご紹介しましょう。

マンション管理士試験

①マンションの管理に関する法令及び実務に関すること
②管理組合の運営の円滑化に関すること
③マンションの建物及び附属施設の構造及び設備に関すること
④マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること

管理業務主任者試験

①管理事務の委託契約に関すること
②管理組合の会計の収入及び支出の調定並びに出納に関すること
③建物及び附属施設の維持又は修繕に関する企画又は実施の調整に関すること
④マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること、など

表現こそ異なりますが、マンションに関する法令・実務・運営、そして建物に関することなど、両試験の出題範囲には重なる部分が多いことがおわかりいただけるかと思います。4番目の「マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること」などはまったく同じです。

マンション管理士と管理業務主任者はともに、「マンション管理」に関する資格です。資格取得後の活かし方・働き方は少々違ってくるのですが、どちらもマンション管理に関する資格なわけですから、学ぶ知識に共通する部分が多いのは当然と言えば当然なのです。

「講座がセットになっているから」だけが理由ではないと思いますが、とある調査によると、現役のマンション管理士のうち管理業務主任者の資格も取得している人の割合は7割を超えるというデータもあります。
本サイトはあくまでもマンション管理士講座について紹介するサイトではありますが、余裕がある人は、管理業務主任者とのダブルライセンスも検討してみてはいかがでしょうか。