試験の準備&学習法

学習期間

マンション管理士試験の合格に必要な学習時間は、一般的には600時間程度と言われています。

このことは、その方の法律や建築知識の背景にもよりますので一概にはいいにくい部分もありますが、初学の方が一から取り組む場合の目安として捉えてください。

600時間は、1日の学習量を2~3時間とすると、約7ヶ月から1年が必要となる計算です。

マンション管理士の試験は、11月下旬~12月上旬に実施されています。
年が改まった1月から準備を開始するのが、十分ゆとりある学習計画といえるでしょう。

学習準備(導入)

1年間ロングランの試験対策には、計画的かつ段階的な学習戦略が必要です。

しかしそれに先立って必要になるのが、試験の全体像の把握です。

特に自分でカリキュラムらしきものを作る必要のある独学者にとってこのプロセスは欠かせません。

まず基本参考書を1冊用意して、改めてマンション管理士試験の全体の出題範囲や構成を把握しましょう。

学習準備(教材)

最低限必要な教材は以下の3つです。

  • 基本テキスト
  • 過去問題集
  • 法令集

※法令に関して試験問題はその年の12月1日現在施行されている法令に拠りますので、基本的には最新年度の参考書が1冊あれば、最新の法令にほぼ対応できます。

学習計画

資格の専門学校や通信講座は、3段階のステップで受講生の実力を養成するカリキュラムが一般的です。

それは「基礎力養成」→「応用力養成」→「総仕上げ期」の3ステップです。
以下このことに習って、学習計画の立て方をアドバイスします。

基礎力養成期(全体の10分の3)

基本テキストの学習を中心に、予備知識を習得・理解する時期です。

試験の重要な要といえる法令系の資料を中心に何度も目を通し、学習しましょう。

最初は条文を要約した部分すべてを何度か読み通し、ある程度理解できた時点で、それぞれに該当する法律の条文を掘り下げて理解するにします。

この間、テキストに対応している過去問部分をさらって読んでおくと効果的です。

応用力養成期(全体の10分の5)

過去問の演習を中心に進める時期です。

マンション管理士の本試験内容は、出題の8割程度が過去問のアレンジです。
毎年論点が変えられ出題されています。

決して暗記だけで対応できるような生易しいものではありませんが、その難解さゆえに、類推力をつかって過去問を解く努力が、参考書で学んだ基礎力を体系化する結果につながります。

もっともウエイトを注ぐべきプロセスです。

直前期(全体の10分の2)

試験の直前に特に覚えにくいところを暗記したり、テキストをくまなく復習する時期です。

また直前期は「詰め込み学習」にも適しています。
多少ムリをしてでも、少しでも多く勉強するようにしましょう。

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