マンション管理士で独立・開業をしている人は多い?少ない?
マンション管理士は、就職と独立・開業と選択肢が2つ考えられる資格
とはいえ、資格を取ってからいきなり独立開業……というわけにもいかないですね。
経験が大事ですし、何よりもコネだってゼロの段階では何もできませんから。
独立・開業という道を選ぶなら、ある程度どこかで腰を落ち着けて働いてから、独立を模索するのが、穏当な選択肢ということになります。
ちなみに、独立しているマンション管理士がどれくらいいるのか?
これは実ははっきりしていないようです。
少ないという意見もあれば、多いという意見もありますが、どちらの意見も実は一理あります。
「少ない」という意見の根拠
ほかの企業等でそれなりの地位を築いているベテランのマンション管理士なら、わざわざその地位を投げ打ってまで独立しようとは思わない、というもの。
確かに、独立は一種の賭けですね。
それに企業で高い役職にいったんついてしまうと、確かにその地位にしがみつきたくなるでしょう。
扶養家族がいれば、チャレンジもしづらくなります。
「多い」という意見の根拠
「なかなかマンション管理士の求人が見つからない」なんてうわさが流れることがあります。
これは、求人の探し方にもよるのですが、確かにマンション管理士を求める企業等が足りないことは事実。
そうなれば、独立するしかないだろうというもの。
これもまったくの的外れだとはいえませんが……
マンション管理士合格者全体から見れば、多いとはまだ到底いえないでしょうね。
ただ、紆余曲折を経て開業せざるを得なかったケースは、この世界にもないわけではありません。
いずれにしても、独立・開業をするなら相当の準備が必要になりますね。
合格したばかりでそれを狙うのはやはり無理があります。
しかし将来的な開業を目指すことはじゅうぶん有望でしょう。